• 夫や彼氏に洗濯してもらう方法をSL理論で考えてみる

  • 2011 / 09 / 01

  • 9月になりました。でもまだまだ残暑は続きます。
    暑い日が続くと、汗をかくせいか洗濯物がたまりやすくなりますよね。
    こんなときに夫や彼氏が洗濯を手伝ってくれれば…と思うことありませんか?
    女性のみなさん。
    そこで、夫や彼氏にどうにか洗濯してもらう方法について、
    SL理論で考えてみました。
    SL理論というのは、
    「リーダーシップの取り方は部下の成熟度によって変わってくる」というものでしたね。
    ここでは「リーダー=女性」「部下=男性」です。
    男性のみなさん、ごめんなさいね。

     

    SL理論の図って、こんな感じでしたよね。
    この図を見ながら考えていきましょう。

     

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    1)指示的リーダーシップ

     

    この段階では男性はまったくの洗濯ビギナー。
    タオルを「パンパン」としないから、タオルは平行四辺形やひし形になる。
    また、ナイーブな衣類をネットに入れないから、
    縫い目のほつれたワンピース、型くずれした下着、
    破れたストッキングが大量発生してしまう。
    この段階では、こみあげる怒りをぐっとこらえて、
    タオルの干し方やネットの使い方を
    手取り足取り説明したほうがよい。

     

    2)説得的リーダーシップ

     

    この段階では基本的な洗濯スキルが身に付いているので、
    男性もいろいろと疑問が出てくる。
    「普通の洗剤とおしゃれ着洗いはどう使い分ければいい?」
    「これとこれは一緒に洗ったら色移りする?」
    …そんなの自分で考えれば?!
    って思っても口に出してはいけない。
    疑問には優しく丁寧に答えてあげよう。

     

    3)参加的リーダーシップ

     

    この段階ではどんな洗濯物にも対応できるようになり、
    男性も洗濯の改善案を出すようになる。
    「風通しがよくなるよう物干竿の角度を変えてみよう」
    「もっと作業が効率的になるようにこれとこれを一緒に干そう」
    こういう時に男性は、数学や物理学、作業効率化のセンスを駆使し、
    さまざまな提案をしてくる。
    そのために物干竿やハンガーが増えてベランダの景観を損ねたとしても、
    見てみぬふりをしよう。ゴールはもうすぐなんだから!

     

    4)委任的リーダーシップ

     

    おめでとう!ここまでくれば、女性の勝利。
    この段階では、男性は洗濯に対し、プロフェッショナルとしての誇りを持っている。
    だから、どんな大量の洗濯物にも高いモチベーションで対応してくれる。
    もう、女性はネイルのはがれや手あれを気にすることもなく、優雅に生活できる。

     

    …こういうふうに思い通りにいけばいいのですが、
    思い通りにいかないのが現実のようです。

     

    とはいえ、家事を手伝ってもらうには、
    ダンナさんや彼氏さんを上手にほめることが一番大事かもしれませんね。

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