• ストアコンセプトの統一~四谷三丁目の坊主バー事例

  • 2011 / 07 / 31

  • 診断士の仕事を始めてから、小売業やサービス業等の調査のお仕事をいただくようになりました。
    その中で感じたのが、
    「ストアコンセプト統一の難しさ」でした。
    例えば、
    家庭的でナチュラルな雰囲気を打ち出したいのに、ホームページは妙にスタイリッシュだとか、
    上質な和の空間を提供したいのに、お手洗いは妙に殺風景だとか、
    そういうことってよくあるような気がします。
    特に、居抜きの店舗であったり、リニューアルした店舗にそのようなことがよく生じているような気がします。

     

    …ストアコンセプトが思いっきり統一されたお店の事例は無いものか。

     

    そんな悩みを抱えながら飲み歩い…いえ、街をさまよっていたところ、
    出会ってしまいました!

     

    その名は「坊主バー」
    http://vowz-bar.com/

     

    オーナーもマスターもお店のお兄さん(?)たちもみんなお坊さん!
    お店の奥にはお仏壇!(しかも定期的にお線香に火を付けている)
    曼荼羅や袈裟、仏像で彩られた内装!
    お酒はカクテル「極楽浄土」「無限地獄」ほか、
    仏教に関連した名前の日本酒を各種取り揃え!
    おつまみは「精進おつまみ」「なまぐさおつまみ」に分類!

     

    …そして、
    ありがたや!読経と説法も聴けました~!
    私が行った日は、田口弘願僧侶のお話が聴けました。
    「いいとか悪いとかではない、あるがままを受け入れる」
    という言葉がじ~んと心に沁みました。

     

    ストアコンセプトが完璧に統一されていると、
    その事実自体が感動を生み出すことがあります。
    ディズニーランドがまさにその好例ですね。

     

    また、
    人気のあるバンドやお芝居を考えてみると、
    コンセプトの統一にスキのないものが多い気がします。

     

    さらにいうと、
    個人レベルでもそうかもしれないな、と思いました。
    自分で仕事をするようになると、
    自分自身のコンセプトの統一が求められるようになる気がします。
    ただ、自分自身というものは、
    一番客観視しにくいものであり、誰よりもその多面性を知っているものでもあります。
    だから、自分自身のコンセプト統一って、非常に難しいと思います。

     

    さらに、
    自分自身がどのようなイメージを打ち出したいか、
    他人が自分にどのようなイメージを持っているか、
    他人が自分にどのようなイメージを求めているか、
    この3点は微妙に違っているので、それも見極めなくてはいけません。

     

    今の時点では、
    お客さまや関係者に満足いただけること、信頼していただけることが第一優先ですが、
    今後は自分自身のコンセプトについても考えていかなくてはいけないな、と思っています。

     

    だんだん自分自身の話になってきましたが…
    人生に迷いを感じたら坊主バー、おすすめいたします。

     

    ※坊主バーを紹介してくださったinoさん、ありがとうございました!

  • 百分率変異法を牛乳で考えてみる

  • 2011 / 05 / 28

  • あっという間に5月も月末になりましたね。
    月末といえば、次にやってくるのは月初(当たり前か)。
    月初といえば、「月初適正在庫高」…ですよね?受験生のみなさん!

     

    「月初適正在庫高」の求め方2つ、覚えてます?
    はい、目をそらしちゃダメですよ~。
    「基準在庫高法」と「百分率変異法」ですよね。

     

    今日は、「百分率変異法」について冷蔵庫の中の牛乳に当てはめながら考えていきます。

     

    「百分率変異法」は商品回転率が6回以上のもの、
    ざっくりいえば、「しょっちゅう在庫が入れ替わるもの」に適した方法です。

     

    牛乳は、賞味期限が短いこともあって、冷蔵庫の中での入れ替わりも激しいと思います。

     

    さてさて、「百分率変異法」の公式、覚えてますか?
    そう言われた瞬間シャットダウンしたくなりますよね。
    ちょっと我慢してください。

    130652254234916232329

    こんな感じですね。嫌ですね~。虫酸が走りますね~。

    ところでみなさん、だいたい冷蔵庫の中に牛乳って何本あります?
    私の家では、2本買ってコンスタントに飲んで飲み終わったらまた買う、というサイクルを繰り返しているので、
    平均すると1本冷蔵庫に牛乳が入っています。
    これがまさに私の家の牛乳の「年間平均在庫高」です。

     

    130652276721716232523

     

    さて、では、みなさんは牛乳を月に何本飲みますか?
    私の家では2日に1本牛乳を飲むので毎月15本飲むことになります。
    これが「月平均売上高予算」に当たりますね。

     

    130652303655916426027

     

    でも、きっちり15本にならない時もありますね。
    たとえば、夏の真っ盛り。喉が渇いていつもより牛乳を多く(たとえば20本)飲むかもしれません。
    すると、「当月売上高予算」は20本になります。

     

    130655575002416313798

     

     

    …以上のことを公式に当てはめると、このようになります。

     

    130652345546316232443

    …ていうか、この0.5って何?って気になると思います。

     

    130652375023516200784

    この0.5は、こういうことです。
    「売上が多いつきはその分在庫を多く持ってたほうがいいけど、
    フルで持っとくのもアレなんで、だいたい半分ぐらい持っとこう」

     

    え、そんなんでいいワケ?
    …いいみたいです。

     

    最後まで解くとこんな感じ。

     

    130652397532316313298

     

    「牛乳をよく飲む8月は、
    月初めに牛乳パック1本とコップ1杯を用意しとくといいんじゃないかしら?」
    と、百分率変異ちゃんは言いました、とさ。

     

    …ところで。
    こんなにえらそうに言っといてナンなのですが、

     

    130652422861316130079

     

    もともと文系だからなのか、ここの「1+」の部分がうまく説明できません。
    なんとな~く理屈はわかるんだけど、人に説明するのが難しい。
    説明できる方、Help me!

    上記の件、

    wa_ka_kenさん がtwitterで素敵すぎるコメントをくださったので抜粋。

    ___________________________

    式的に”0.5″と”1+”はセットで、平均的な売上の時に年間平均在庫と同じになる。考慮すべき変動は半分でOKと考えているのでは?
    ___________________________

    …さすが!ていうか何で気づかないの、私

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    ふぞろいな中小企業診断士(同友館)

    中小企業診断士の資格を取って人生が変わった! 診断士になって、コンサルタントとして独立する人もいれば、そのまま企業に残る人もいる。 11人の手記・インタビューを中心に、30代・40代の中小企業診断士の生の姿に迫る!